食用油脂の主成分であるトリアシルグリセロール(TAG)は、グリセリンに3つの脂肪酸がエステル結合をした構造をとっています。天然界には様々な種類の脂肪酸が存在することから、これらの脂肪酸から構成されるTAGには、さらに膨大な種類のTAG異性体が存在します(図1)。本研究室では、これらのTAG異性体の分析方法の開発を行っております。併せて、開発した方法を用いて、食用油脂中に含まれるTAG異性体の分布分析も行っております。
図1 トリアシルグリセロールの構造
食用油脂の主成分であるトリアシルグリセロール(TAG)は、グリセリンに3つの脂肪酸がエステル結合をした構造をとっています。天然界には様々な種類の脂肪酸が存在することから、これらの脂肪酸から構成されるTAGには、さらに膨大な種類のTAG異性体が存在します(図1)。本研究室では、これらのTAG異性体の分析方法の開発を行っております。併せて、開発した方法を用いて、食用油脂中に含まれるTAG異性体の分布分析も行っております。
図1 トリアシルグリセロールの構造